コストダウン
金型仕様変更
プラスチック製品を製造する場合、1つの金型における製品の取り数がコストのアップを防ぐために重要になります。設計段階において、アンダーカット処理をするために、4方向からの金型スライドが必要となる製品の場合、1つのキャビティに要する占有面積が大きくなります。
それにより、生産効率が下がり、金型も大きくなるため、製作コストの削減をしたいとのお声をいただきました。
そこで当社では、金型の構造をシンプルにすることにより、製品の取り数を増やし、金型の製作コストも大幅に下げることを実現しました。
1つの金型から取り数を増やし、生産効率を上げるためには、製品設計の段階で金型構造をシンプルにし、キャビの占有面積をできるだけ減らすことがポイントとなります。
例えば、以前は4方向から金型スライドが必要だったところを、2方向でスライドできるように設計変更することで、取り数も増やし、金型も小さくなり、コストダウンを実現できます。
更に、当社ではパーティングラインの検討を提案し、スライドの数を減らすことでコストダウンできる提案もしています。
プラスチック成形 ソリューションNaviを運営する東商化学株式会社は、食品・医療・化粧品・理化学用プラスチックにおける課題解決により、皆様に選ばれ続けてきました。当社が培ってきた成形技術とノウハウを用いたソリューション提供により皆様の困難なお悩みを解決いたします。