カーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一つに、再生可能エネルギーの主エネルギー化があります。
再生可能エネルギーへの転換を普及させる取り組みの一つとして、バイオマスや生分解性などの再生資源を用いた製品に対する認証制度があります。
プラスチック製品の製造に用いられているバイオマス原料度によってバイオマスマークの表示が変わってきますが、多くの製品はバイオマス10％〜20%の製品になります。
しかし、当社ではバイオマス25%以上の原料を用いた製品の製造が可能であり、「バイオマスマーク認証」だけでなく、「バイオマスプラマーク認証」の取得もしている企業の一つになります。
本記事では、このような環境に対する取り組みの一つである認証制度について紹介していきたいと思います。
当社は、バイオマスマーク認証を始めとする、認証制度を多数取得している企業の一つです。
冒頭でも説明しましたが、バイオマスの割合が「10％以上（乾燥重量）」あることがバイオマスマークの表示条件の一つです。
そのため、多くの企業が最低限の表示可能な重量であるバイオマス10%から、バイオマス20%の間のバイオマス度の製品を製造しています。
しかし、当社ではバイオマス25%以上のバイオマスプラスチック製品の製造が可能であり、バイオマスマーク認証だけではなく、「バイオマスプラマーク」認証取得企業の一つでもあります。
当社は、バイオマス25％以上の製品の製造を得意としていることで、他社では対応不可能な領域まで環境に配慮した製品を製造することができ、より環境負荷が少ない製品の製造にも対応することができます。
バイオマスマークは、バイオマスの割合が「10％以上（乾燥重量）」で、品質及び安全性が関連する法規、基準、規格等に適合している環境商品のマークです。
参考サイト：バイオマスマーク | 一般社団法人日本有機資源協会
(https://www.jora.jp/biomassmark/)
バイオマス度と言われる、バイオマス原料の使用割合によって、バイオマス10％、25％、30％などマークの表示を変えることも可能になっています。
日本バイオプラスチック協会（通称：JBPA）の認定マークです。2006年より運用がスタートしたバイオマスプラ識別表示制度によって承認されました。
基準の一つに、製品中のバイオマスプラスチック度が、25.0wt％以上のプラスチック製品という基準があります。
「グリーンプラマーク」とは、生分解性プラスチックを使用した製品に表示することができる認証マークです。生分解性プラスチックとは、微生物によって分解し自然に還る性質を持つプラスチックのことを指します。生分解性プラスチックは、最終的に水と二酸化炭素に分解されるため、非常に環境にやさしい素材です。
バイオマス原料由来製品の認証制度は、「バイオマスマーク」、「バイオマスプラマーク」が運用されており、生分解性プラスチックの認証制度は、「グリーンプラマーク」が運用されています。
これらの認証制度は、バイオマス度を表示することで、バイオマス・生分解性の原料を用いたプラスチック製品の普及を促進し、国内でのバイオマス原料に対する正しい理解をしてもらうために必要な制度になっています。
このように、当社ではバイオマスマーク認証を始めとする、様々な認証を取得しており、更にバイオマス度25％以上のプラスチック成形品の製造を得意としております。
加えて、当社は、使い捨てプラスチックカトラリーの国内トップシェアメーカーとして培ってきたノウハウを生かし、多様な業界の皆様に選ばれています。24時間稼働で日産850万個の生産を実現する完全自動化ラインとFSSC22000に準拠した徹底した安全・衛生管理を武器に金型設計・製造〜射出成形、組立まで一貫対応しています。カーボンニュートラル実現に向けた、生分解性・バイオマスプラスチックを活用した射出成型品の開発も行っていますので、新製品開発の委託先をお探しの皆様、お気軽に当社に御相談ください。
プラスチック成形 ソリューションNaviを運営する東商化学株式会社は、食品・医療・化粧品・理化学用プラスチックにおける課題解決により、皆様に選ばれ続けてきました。当社が培ってきた成形技術とノウハウを用いたソリューション提供により皆様の困難なお悩みを解決いたします。
